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 キリム

KILIM
Tribal遊牧民の絨毯

基本的にキリムとは、パイル(毛羽)のない絨毯で綴れ織り(平織り)の織物です。
各地域での呼び方はいろいろで、これらを総称して今は一般的に「キリム」の名で親しまれています。





 キリムの種類と織り方


キリムを織るにはパイル絨毯と同様に竪織機か水平織機が使用され、前後に張った経糸に緯糸を左右に往復させて織り上げます。キリムは基本的には経糸と緯糸からなる地組織を持つ平織り(綴れ織り)ですが、緯糸を織機いっぱいに通さず、部分的に繰り返します。緯糸の色を変えることによって文様が変わる部分で左右に折り返す手法が特徴です。
そのため、色の異なる緯糸が逆の方向へ織り返すため経糸に沿ってスリットが出来、裏、表とも同じ文様が出来るのが一般的特徴です。その他にも地域によってそれぞれの特徴を持った織り方があります。

       
●スリット織り
スリットは緯糸の織り返しで生じて隙間(ハッリ)のことを言い、この織り方はキリムの模様を作る一般的な織り方で、色を使い分ける部分に用いる最も簡単な手法です。
一色の緯糸は、その色の部分の最端の経糸を軸に巻き戻り、隣の色の緯糸は次の経糸で巻き戻ります。
この色の違う二色の境には切れ目ができますが、この切れ目が長いとキリムが弱くなるため、一般的には出来るだけ隙間を作らないように経糸の模様はあまり使わずに、水平や斜めの短い直線でデザインを構成します。


●曲線織り
キリムは通常は緯糸は水平に経糸の間を通して、織りますが、曲線織りの場合は緯糸の織りを上下にずらして織り込み、別の糸を差し込むようにします。そのため、織りの中に曲線で囲まれたところができます。曲線の緯糸は、花模様の周りを囲むために使われたり、巧みな織り手によっては美しい文様を織り上げていきます。
イランのビジャーやセネのキリムにはよく使われています。



●スマック織り(Soumak)
スマックの語源は、コーカサスの町「シュマッハ(Shemakha)」にあるといわれます。ここでは何世紀の間、素晴らしいスマックが作られています。
スマックは既にベーシックな緯糸が通っている地組織に新しい緯糸を巻き込んでいく手法で、非常に頑丈に出来上がります。織り方は基本的には緯糸を前後させながら、経緯2本に絡めて織り進めていきます。その方法は、一方織りであったり、一段毎に裏側へ織り返す方法と二通りの方法があります。イラン、トルコと幅広い地域で織られています。


●ジャジム織り
経糸に何色かの色糸を張り、緯糸一色で織る方法、経糸の表面が表面に出て縞模様になります。15~30cmの細幅のものを長く織り、何枚にも切って幅をつなぎ合わせて使います。







●平織り
基本になる平織りは、つづれ織りとも呼ばれます。経糸に緯糸を交互に通して、上からたたいて押し付けるので、緯糸が経糸を完全に覆い隠してしまいます。表も裏も同じ平らな布のような仕上がりになります。





●均等平織り
経糸に緯糸を柔らかく入れていく平織り技法です。経糸と緯糸、両方の糸が表面に出てくることが、通常の上記の平織りとの大きな違いになります。ジジム織りなどの地織り部分によく使われます。






●ジジム織り
ジジムはトルコ語で「小さくて楽しい」という意味で、平織りで出来た地織りに別糸(緯糸)で装飾したものをいいます。刺繍と考えられている向きもありますが、緯糸として最初から織り工程の中に組み入れているものです。
ほとんどのものが軽量で、カーテンや家具のカバーなどとして使われます。










【参考】
アフガニスタン スザニ ウズベキスタン スザニ
アフガニスタンスザニは一見ジジム織りに見えますが、スザニの人気が沸騰で既存のキリムに刺繍を施したもので綿密にいうと後加工の刺繍で織り工程の中に組み入れられるジジム織りとは基本的に違います。その工程からアフガンジジム織りでなくアフガニスタンスザニと呼称を変えています。
古いキリムの上に刺繍を施すものが多く、刺繍部分が新しいので見分けやすい
「スザニ」(スザンニ)とは中央アジアの遊牧民に伝わる刺繍を施した布のことで18世紀頃より現在のウズベキスタンが発祥の地とされています。
スザニはタジク語で『針で縫うもの』という意味です。布に密度の高い精度の高い刺繍があしらわれたスザニ。結婚する娘のために、母親や一族の女性が心をこめて、ひと針ずつ手縫いをしたもので、代々使われて骨董的な価値のあるものも少なくありません。スザニはヨーロッパでも人気が沸騰、古くから家にあったスザニが市場に流出するようになり、最近注目されるようになりました。


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