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 ペルシア絨毯の織りと技術

  母から娘へ、そして孫へ世代を超えて織り継がれる

絨毯の技術は、人々の生活形態によって、大きく違いを見せます。織機を例にとってみれば遊牧民は水平織機を、オアシスに定住した遊牧民は垂直織機をそれぞれ使用しています。
水平織機は軽く、組み立ても容易で移動生活に適しているが、大きな絨毯をつくるには適していません。
一方、垂直織機は上下二本の横木の長さに合わせて、両側に立つ柱を固定するためい移動生活には適していないが、横木の長さを調整することによって、幅の広い絨毯も織ることが出来る特長があります。しかし、絨毯の構造原理は極めて単純で、どちらも古代エジプトで使用された世界最古の織機形式とほとんど変わらないといわれています。

   ◆都会の織り方

 1.図案を描く。
 2.方眼紙に図案を写す。
 3.方眼紙に従い糸を染める。
 4.垂直式の機を設置する。
 5.経糸を張る。
 6.パイルを結ぶ。
 7.太い緯糸を通し、パイルを押さえる。
   次に細い縦糸を通し、再びパイルを押さえる。
    6.と7.の作業を繰り返して柄を出していく。
 8.仕上げ。

   ◆遊牧民・地方部族の織り方

 1.パイル糸を染める。
 2.水平機を設置する。
 3.経糸を張る。
 4.パイルを結ぶ。
 5.太い糸を通し、パイルを押さえる。
   次に細い緯糸を通し、再びパイルを押さえる。
    4.と5.の作業を繰り返して柄を出していく。
 6.仕上げ。

  たんねんに、織る。気が遠くなるほど時間をかけて

ペルシア絨毯は、時の流れを超えてひと結び、ひと結び織り上げていきます。
まず、絨毯のデザインが精密な方眼紙に下絵として描かれていきます。
これを元に一本一本の糸を織り手が、毛足(毛羽)になるパイル糸を一つ一つ指先で二本の経糸に結ぶ作業を繰り返し、横一列が終わると緯糸を左右から交互に入れて鉄ぐし(バーズ)でパイルを強くたたき、目を詰めパイルを形成します。これが裏から見るとひとつの点(結び)に見えます。これが結び(ノット)となります。
手織り(結び)絨毯は使うことによって結び目が締まり、よりいっそう強靭になります。
「ペルシア絨毯は使えば使うほど良い」と言われている理由のひとつです。
「結び」のことを「ノット」と呼びますが、英語で手織りは「hand woven」、手織り(結び)絨毯のことを「hand knoted carpet」と言います。

   ◆ノットについて  Hand Knotted

ペルシア絨毯の「結び」には大きく分けて「ペルシア結び」と「トルコ結び」があります。基本的には地域によってそれぞれの結びが受け継がれていますが、長い歴史の中で、他民族に支配を受けたり血が混じり合うことによって変化をもたらしました。織り方による分布は明確にはできませんが、下記のような分類とされています。
一本の経糸の周りを一本のパイル糸でS字形に結ぶのが「ペルシア結び」で別名セーナ(Sehna)結びと呼ばれ、イラン及びイラン東部、中国、インド、パキスタンなどで多く用いられています。また日本の経糸の周りを一本のパイル糸で結ぶのが「トルコ結び」別名ギョルデース(Ghiordes)結びと呼ばれ、トルコ、コーカサス、イラン西部などで使用されています。


シルクロードにあたる地域にはいろいろなノット(結び)が受け継がれています。長い歴史の中で他民族の支配を受けるなど血が混じり合うことで変化して織り方の分布を明確にすることは出来ませんが地図上の赤い点線から左側(西側)がトルコ結び、右側(東側)がペルシア結びで織られているのが一般的です。

トルコ結び(ギョルデースGhiordes結び)
イラン西部タブリーズから西側トルコ、コーカサス
地方で主に用いられている。
ペルシア結び(セーナSehna結び)
主にイランより東側で多く用いられている。
どちらの結びも経糸にパイルを結びつけ緯糸で押さえて交差させるので、外見上見分けるのが困難です。
織りの特徴として、「ペルシア結び」指先で結ぶので指の細き女性が織ることが多く、構造上、曲線美の優雅な図柄を織ることが得意とされています。「トルコ結び」はかぎ針(フックバフテ)を用いて織るので男性でも織ることが出来、結びもペルシア結びより2~3倍早く織ることができます。ただ結びの構造上、直線的なモチーフの幾何学模様を得意としています。曲線美デザインを織るときはそれに見合った細かな結びが必要となります。


    ※ジョフティ・ノット
この手法は複数のパイルを結びつける方法で、この結び方は作業時間の短縮ができるが、織物の強度は弱くなり、織目が緊密になりにくく、経費を下げるために用いられる手法で、文様の部分は比較的に見抜きやすいが無地の部分は見ただけでわかりにくいので注意を要します。


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